先生の書いた原稿、活字になるまでは読んだことがあるのに、実際に活字になったのを読んだことがないのです。
いつ発行されたのか知らず、そのまま読むことなく・・・。
先生もすっかり活字になったことを忘れ、患者さんに「読みましたよ~」と声を掛けられ初めて気づく始末で。
原稿料が入って、記事になったという事実を知るだけって、ちょっと悲しい。
目下の夢は先生の書いた記事を読むことです。
でも、大江健三郎さんのご家族も読まない(あえて?)そうです。
私なら、読みたいんだけどな~。
本来、先生は人前に出ることはしたくないタイプ、取材などもお断り。
人前に出る職業ではないのに、出たがりよりは好ましいと思いますが。
専門職の方でよくテレビで拝見する方たちの本業はどうしているのか、と心配になります。
私の専攻している学問のその道のエキスパートの方々ってマスコミ等、表には出てきませんもの。
本業に力が入っている方ほど忙しくて、表には出てこれないはず・・・と思っているので。
私の尊敬する教授(故人)もそうだったので、そういう思いは強いのです。